2020年08月19日

ありがたい・ありがたい

75回目の終戦記念日に、
戦後を駆け抜けた大好きな叔母が旅立たれました。
享年92歳。


農家に嫁ぎ、きついお姑さん、呑兵衛のだんなさんの元で
それはそれは苦労されたでしょうが
文句や愚痴を言わず、いつも大きな愛情で、
家族を支えてこられました。
妹である母やその夫(父)
そして私達にまで、深い愛情を注いでくれました。

寝たきりになり1年半
昨年は父とみなみとお見舞いに伺いました。
ありがたい・ありがたい


(おじさんとおばさんと)


コロナ禍で、猛暑だし
遠方なので(愛知県)
今回はご辞退させていただこうと父と話してたのですが
広い会場で、ごくごく近い身内だけの少人数で葬儀を行うとのこと
お声がかかり、父は行きたいという。
気持ちはわかるけど、今は行ってご迷惑になっても・・・
あきらめよ。
本当にお世話になったので
私が行かなかければ、電車で一人でも行くと言い出した。

悩んだ挙句、私が車で連れて行き
お参りだけさせていただき、会場で見送り帰ってくることにしました。


開放された広い会場で、家族と兄妹のみの葬儀
少人数ながら立派ないいお式でした。

苺農家をしていたので、
いちごのおばさん、とずっと呼んでいた。
おばさんの口癖は「ありがたい・ありがたい」

葬儀のエピソードで
道路工事で渋滞になり、迂回したり大変だったわ、という家族に
こんな暑い日に工事してくださって「ありがたい・ありがたい」

なんでも「ありがたい」という視点で考えれば
争いごとも減りますね。

こんな機会でもないと・・・と
父方、母方 それぞれのお墓参りも済ませました。
この日はちょうどバイトが休みで
母が、お墓参りに帰ってきて、と言ってたのかもしれない。
ありがたい・ありがたい






帰りにそこしかなかったラーメン屋で
レモンラーメンなるものをすすり、帰ってきました。
ありがたい・ありがたい



トイレ休憩に一回だけパーキングエリアに立ち寄ると
父がお土産を買うと言う。
私 「誰に?」

父 「まっちゃんに」


あれでもない、これでもない
店の人に「ういろはありますか?」
「いや、こんなんじゃない」
おしゃれなフォルムのういろが気に入らないようだ。
赤福? あさりの佃煮?
全然決まらない。


「ビールのおつまみにエビせんべいにするわ」
やっと手にしたエビせんべいを抱えて、
やっと帰路に着きました。
長時間一緒にいると、むかつくことも多いし、
はよ、決めーさ!とイラっとするけど
お土産を迷いうろうろする姿は、子どもみたいで
微笑ましかった^^




コロナ禍で、何がダメで何が許されるのか
誰に相談しても難しい。
誰も大丈夫とも、ダメだとも答えられない。
自分の行動は自分でよく考えて、決めて行かねばならない。
軽率な行動だと言われたら、そうなにかもしれないし
葬儀会場は万全を期していても
途中のパーキングで、ラーメン屋で感染するリスクだってある。
でも、生きてる以上、近所のスーパーでもリスクだってあるしなぁ・・・

考え過ぎたのと、運転に集中していて
家に着いたらどっと疲れが出ました。
でも、何度も
  「ありがとう ありがとう」と父がお礼を言うので
連れて行ってあげれて良かったのかな、と思う。


こういう時にしか出会わなくなった親戚や
こういう時にしか行かなくなった母の故郷
それも寂しいな・・・

家族揃って帰省していた子どもの頃を懐かしむ・・・
ありがたい・ありがたい


行く機会もどんどん減っていくのかなぁ・・・


ありがたい・ありがたい


(母の顔を覗き込んでるのが苺のおばさん)
ここに写ってる叔父や叔母
みんなあちらの世界へ逝ってしまいました。
今頃みんなで宴会してるかもしれませんね。




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