毎年この時期に神戸で開催される
奥居匡さんの切り絵展に行って来ました。
久々に・・・。
太郎と・・・
はい、 母・・・喜んでます。
今日はそんなお話。
いくら師匠の作品展とはいえ、なかなか一緒に出かけてくれないかと。
高校生ともなると、一緒に出かけるどころか
最近は口も聞いてくれない。
話しかけても、うっとうしそうにするし、必要なことしか言わない。
そんなお年頃・・・。思春期真っ只中の15歳。
それに夏休みとはいえ、部活に課題に追われる日々で、
無理かな~と思いながら誘ったら「行く」と。
「ほんまに~~!?」
そこからはもうドキドキです。
嬉しいのと、止めるんちゃうか?という心配と。
で、当日となりました。
用があったので先に出て、駅の改札で待ち合わせる。
ドキドキ、ソワソワしながら待ってるとやってきて、無事出発!
微妙な距離をあけて立ち、会話もなく・・・
新大阪でやっと隣同士で座り、さー 話そうか?と思った途端 急停車!?
なんとすぐ先の駅で人身事故だったらしく止まってしまったのだ。
はぁ~~~
しばらくして、なんとか大阪駅まで動き、そこから阪急電車で振り替え輸送。
駅はすごい人だし、だんだん不機嫌になる息子・・・
なんとか三ノ宮にたどりつき、歩いて みみみ堂さんへ。
は~ やっと来れました。
いつものコース。ずっと「また行きたいね」、と言ってたのです。
いつものチキンカレーも大盛りを食べるように。
みきさんに「三年ぶりやね」と言われ、そんなに来てないのか~と。
やっぱりここは特別な場所。
見送られ、また三ノ宮まで戻り、目的のギャラリー ルポールさんへ。
奥居師匠に笑顔で迎えられ、そして「どーぞどーぞ」といつもの席へ案内してもらう。
ワークショップ用の紙を切らせてもらい、世間話をする師弟二人を残し
私は向かいのかばん屋 KARMAさんへ。
また新たな作品もできてて、いつもながら楽しい。
また何か一緒にできたらいいですね~なんてお話を。
そして戻ると できてました。
あの年末の「しろになる」以来の切り絵。
2015年の夏の思い出の作品となりました。
師匠の作品も素晴らしかったです。
大作の中でも気に入った作品をご紹介。
師匠の大作を見て、向かいのイスズベーカリーさんでいつものパンを買い、神戸を後にしました。
最後はお決まりの記念写真。
まだ師匠を抜かせませんね。
三年前はこんなん。
古いのを探してると
2009年の夏
一番最初は2008年。
9回目となる神戸での作品展。
師匠の歴史は 私達親子の歴史でもあり大切な思い出。
夏に海に行くわけでもなく、キャンプに行くわけでもない。
夏の恒例行事として、奥居さんの作品展を見に来てました。
ここ神戸だけでなく、師匠が毎年行かれる名古屋や福岡、東北にも
こうして毎年楽しみで親子で来られる方もいらっしゃるようで、
皆さんにもそれぞれの思い出があるのだろうな~。
太郎が切ってる姿を見ながら
みみみ堂さんでカレーを食べて、作品展を見て、モノレールに乗って神戸空港で飛行機を見てきた
これまでのことを思いだして泣きそうでした。
年々こうして一緒に出かけることもなくなり、この時間が嬉しくて
愛おしくてたまらない。 (すいません、アホなかーちゃんで)
こんなころは無条件でついてきたのにね。
高校生男子の母になるのも初めてで、母と息子の関係も日々変化するんだな、と実感。
小さなお子さんをお持ちの方も、いずれこの日のこの感情もわかってもらえるかも?
その年、その年でのお出かけや出来事を楽しんで
思い出いっぱい作ってくださいね。
思春期の女子をお持ちのお父さんの気持ちも少しわかりました。
女子中高校生の皆さんも、たまにはお父さんと出かけてみてね。
うちのばーさんも 兄達をこんな思いで育ててたのかな?とか。
これを読んでくださってる昔15歳の男子だった皆さんのお母さんも
こんな気持ちだったのかもしれませんよ。
そない大そうな~~ってバカな話を書いてますが
ドキドキ ソワソワ わくわくしながら、距離をとりつつ
15歳の息子と出かけた夏の日のことを書き留めておきました。
すいません・・・。
炎天下の中、元町から三ノ宮に歩く途中
ちょっとこれからやってみたいことを太郎に話す。
するとね、こう言われました。
「働きに出てるの 似合ってないしね。」 と。
わかってるさ。 でも、そんな姿も見て欲しいのさ。
太郎が生まれた時から私は「咲sacra楽」をしていたので、違和感があるのかな。
いろんなことを考えて、いろんなことを感じた神戸デートでした。
でも、この日のお出かけも奥居師匠のお陰ですね。
ありがとうございました。
ギャラリー ルポールさんでの
奥居匡さんの切り絵展は
27日月曜日まで。 告知が遅くてごめんなさい。